ハ行

配偶者(はいぐうしゃ)

婚姻届を出している夫婦の一方のこと。夫からみれば妻、妻から見れば夫が配偶者。配偶者は、必ず相続人になる。

配偶者の税額軽減(はいぐうしゃのぜいりつけいげん)

被相続人の配偶者が遺産分割や遺贈により受っとった財産が、法定相続分以下または1億6千万以下の場合に相続税はかからないという制度。適用を受けるために申告が必要。また、2次相続を考えて配偶者の相続分を検討する必要がある。

半血兄弟(はんけつきょうだい)

父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹。半血兄弟に対し父母の双方を同じくする兄弟姉妹を全血兄弟という。法定相続分は全血兄弟の2分の1となる。

非課税財産(ひかぜいざいさん)

相続税の課税対象から除かれる財産。非課税財産には、墓地・祭具、公益事業など使われる財産、死亡保険金・死亡退職金のうち一定額など。

被相続人(ひそうぞくにん)

財産を遺して亡くなった人のこと。財産を引き継ぐ人を相続人という。

卑属(ひぞく)

あとの世代の血族。子・孫・曾孫など直系卑属と、甥・姪など傍系卑属がある。

非嫡出子(ひちゃくしゅつし)

婚姻関係にない男女を父母として生まれた子。非嫡出子の相続分は、嫡出子(婚姻関係にある男女の間に生まれた子)の2分の1であったが同等となった。

筆頭者(ひっとうしゃ) 

戸籍の一番はじめに載っている人。結婚の時に自分の氏を選択した人が筆頭者となる。

秘密証書遺言(ひみつしょうしょいごん・ゆいごん)

遺言を作成して署名・押印をし封筒に入れて封印し公証人に承認してもらうもの。遺言書の存在を明かしつつ内容を秘密にできる。ただし、内容や形式に不備があって遺言として認められない場合や紛失の可能性があることなどメリットが少なくあまり利用されない。

負担付遺贈(ふたんつきいぞう)

遺言書によって自分の財産を与えるかわりに、相手に義務を課すこと。遺贈された相手は、遺贈されたモノを受け取ると、義務をはたさなければならない。

普通失踪(ふつうしっそう)

蒸発や家出などで、音信普通で生死不明の場合に宣告される。利害関係人の請求により音信不通状態が7年過ぎると家庭裁判所が失踪宣告をする。

普通方式遺言(ふつうほうしきいごん・ゆいごん)

自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類がある。

普通養子縁組(ふつうようしえんぐみ)

親になろうとする意思とその人の子になろうとする意思があり、戸籍の届出することで成立する。普通養子縁組の場合、子と実親との親子関係は続くので、養親と実親両方の財産を相続することができる。

物納(ぶつのう)

相続税を金銭で納付できない場合に、相続した一定の財産で納付すること。申告期限まで申請書と必要書類を提出することが必要。

不動産登記(ふどうさんとうき)

土地や家など不動産の所有者が誰かわかるように法務局に登録をすること。だれでも登記簿を見て登記された不動産の持ち主を確認することができる。

プラスの相続財産(ぷらすのそうぞくざいさん)

引き継ぐと財産が増えるもの。たとえば、不動産、預貯金、株式、宝石、絵画、骨董品など。また、お金を返してもらう権利などもプラスの財産になる。(⇔マイナスの財産)

包括遺贈(ほうかついぞう)

遺言書によって自分の財産をあげること。包括遺贈は特定遺贈とは違い、故人の権利や義務の引継ぎも含まれる。包括遺贈で財産をもらう人は、相続人と同じ立場になり、マイナスの財産も引き継ぐことになる。包括遺贈で財産をもらう人は、受け取りを断ることもできるが、相続放棄の手順に従って行う。また、遺産分割協議に参加することもできる。

法定相続人(ほうていそうぞくにん)

民法で定められた相続人になれる範囲の人。被相続人の配偶者と、被相続人の血族関係者で、血族関係者は相続人になる順位が決まっている。
・配偶者相続人・・・戸籍上婚姻関係にある配偶者(内縁関係にある者は含まない)
・血族相続人・・・次の順で相続人になる順位が決まっている
?? 1.被相続人の子供、孫など『直系卑属』
?? 2.被相続人の父母、祖父母など『直系尊属』
?? 3.被相続人の兄弟姉妹?
順位の若い人が先に死亡していたり、相続権を放棄した場合は次の順位の人に相続権が移る。

法定相続分(ほうていそうぞくぶん)

民法で定められている、相続財産の分け方の一応の基準となる相続割合のこと。
・相続人が配偶者と直系卑属の場合・・・配偶者1/2,直系卑属1/2
・相続人が配偶者と直系尊属の場合・・・配偶者2/3,直系尊属1/3
・相続人が配偶者と兄弟姉妹の場合・・・配偶者3/4,兄弟姉妹1/4
ただし、遺言による相続分の指定や遺産分割協議で、法定相続分と異なる分割をすることもできる。

法定単純承認(ほうていたんじゅんしょぅにん)

「相続財産の処分した場合」「熟慮期間が過ぎた場合」「背信行為として隠したり、消費したりした場合」に相続人の意思にかかわらず、単純承認したものとみなされること。

法定撤回(ほうていてっかい)

遺言をした人が遺言の内容と矛盾する一定の行為をしたとき、前の遺言の一部(その矛盾する部分)について法律上、撤回されたものとみなされること。

保証人(ほしょうにん)

自分以外の人や会社が他人と約束した内容を行わなかったときに、代わりに行うことを約束した人のこと。たとえば、「銀行からお金を借りた知人が返さなかった時は、自分が返します」と銀行と約束した人は、借金の保証人となる。

本来の財産(ほんらいのざいさん)

民法の規定に従って相続等により取得する財産のこと。「みなし財産」に対し「本来の財産」という。土地、借地権、建物、預貯金、有価証券、ゴルフ会員権、宝石、家庭用財産など、金銭に見積もることが可能なものは、全て相続税の対象となる。不動産に関して登記の有無は関係ない。

 

 

 

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